セブ島紹介
1.セブってどんなとこ?
フィリピン共和国の真ん中位に位置していて、フィリピン第2の都市であるセブシティーを中心としたセブ島とそこから橋で移動可能なマクタン島を『セブ』と呼ぶのが一般的です。厳密には日帰りツアーで行けるボホール島やマクタン島周辺の島々も含めますが。 ツアーで『セブ』に行く場合は普通はセブシティーか空港のあるマクタン島に宿泊することになります。ビーチリゾートエリアのメインはマクタン島で、マリンスポーツが目的で旅行する方はマクタン島のホテルを選んでください。 マクタン島のリゾートエリアとセブシティーは10数km程度の距離ですが、渋滞が激しく、時間帯によっては2時間くらいかかる時がありますので。
2.基本情報
- 通貨 フィリピンペソ(PHP) 1PHP=2.16YEN (2019/12)
- 時差 1時間日本より遅れます
- 言語 フィリピン語、ビサヤ語、英語 日本語は大きなホテルやツアー以外通じません。英語はどこでも通じます
3.治安
ガイドブックなどでは治安は良くないと書かれていますが、少なくともマクタン島に限ればそんなことはありません。 しかし最初行ったときは街の雰囲気に圧倒されました。リゾートホテルが点々とあるのですが、ホテルの敷地の外は現地の人がたむろしていて、灯も少なくとても危険な雰囲気を感じました。 でも慣れれば少なくとも明るい時間帯や夜でもホテルの近くは全然平気に探索できますよ。セブシティーもそうだと思いますが、人気のないところを避け、人混みでは持ち物に気を付ける等、日本とは違うことをきちんと理解しておくことが大事です。
4.物価
食事代は、旅行者が行く標準的な店で日本の2/3くらいでしょうか。 マッサージなど人件費主体の価格は日本と比べものにならないほど安いです。¥1000くらいで1時間の全身マッサージを受けることができます。タクシーは近場で¥200、マクタン島からセブシティーまで行っても¥1000もかかりません。
5.交通手段
タクシーが基本です。ただメーターを使わないタクシーが多く最低限の交渉ができる程度の英語が必要。最近はホテルやショッピングモールから乗る場合とか、かなりマシになってきましたが。。。 マクタンニュータウンから空港までで200ペソ、セブシティーのウォーターフロントホテルまでで300~400ペソが基本で交渉してください。タクシードライバの改革のためにもあまり言い値では乗らないようにしましょうね(笑)。 「Grab」という東南アジアで使われている配車サービスもお薦めです。アプリを使って呼び出すアメリカでいうUberみたいなもんです。 GPSで自分の居場所は相手に伝わりますので、行先をアプリに入力するだけ。ぼったくられることなく利用できますし、カード決済もできます。正規のメーターより10%程度高くなるみたいですが(一般car指定だとタクシーより安くできるみたいです)、タクシーの言い値よりは全然安く、おつりがないからとかでお金を余分にとられることはなくなります。 私はタクシー乗り場がないところから移動する必要がある場合は、基本Grabを利用しています。 他にはジプニーというバスがあって現地人はこれを使って移動しています。料金は7ペソだったと思います。バス停はなく手を上げて止めて乗るのですが、問題は行先が簡単にはわからないことといつも満員で強引に乗り込む必要があること。分岐の無い道をちょこっと乗るのには使ったことがありますが、かなり勇気がいります(笑)。
交通事情
ここが私にとってセブの一番の欠点です。とにかくバイクや車でごった返していて、移動に時間がかかります。マクタンのリゾートホテルからセブシティーまで10数kmほどだと思いますが、タクシーで1時間は普通にかかります。朝夕の渋滞のひどいときはその倍くらい。マクタン島とセブ島を結ぶ3本目の橋を建設しているとのことですが、そもそも橋だけでなくどこも渋滞してますので、あまり改善は期待できないです。
6.食事
フィリピン料理は不味くはないのですが特に感動するような料理ではなく正直微妙ですが、イタリア、スペイン料理やタイ料理など、きちんとしたものが日本より格安で食べることができます。韓国、中国からの旅行客が多いこともあって韓国焼肉や中華料理もたくさんあり、食事が楽しみの一つになります。ただし当たり外れが大きいので店の選定が重要ですが。 スペイン料理Hola Espana(オラ・エスパーニャ)のイカ墨パエリアは絶品です。
7.ホテル
ビーチ付きリゾートホテル
ホテルの中でリゾート気分を味わって、ツアーやショッピングに時々出かけるだけであればマクタン島に数あるプライベートビーチ付きのリゾートホテルがいいと思います。だいたい1泊1室¥15,000~¥30,000くらいが相場じゃないでしょうか。その中で比較的安くビーチやレストランなど満足できるレベルでお薦めは『マリバゴ ブルーウォーター』です。徒歩圏内に有名なフィリピン料理のレストラン『マリバゴグリル』があったり、ステーキハウスがあったり、スーパーやマッサージ店もあります。
一般的なホテル
格安ツアーが使用するホテルですね、日本人旅行客が安心して泊まれるレベルで¥10,000以下ではないでしょうか?ダイビングやツアーなど主体でホテルは寝るだけという人はこちらを選ぶべきでしょうね。ボホール島やオスロブのツアーに行くと早朝出発で夜遅く帰着になりますので高級ホテルに泊まる意味があまりありません。
コンドミニアム
Airbnbで探すと1泊¥7,000以下で広くて自炊ができて洗濯機等も付いている部屋が見つかりますよ。私は初回だけはリゾートホテルに泊まりましたが、2回目からはAirbnbを活用しています。特に『マクタンニュータウン』にはコンドミニアムが多数あります。
一帯が開発地区になっていて夜も安心して外に出歩けます。スーパーやセブンイレブン、スタバ、マクドナルドなどもありフードコートのようなレストランも遅くまで営業してます。ホテルのビーチでゆっくり、、みたいな過ごし方はできませんが、ダイビング主体で長期滞在するなら絶対お薦めです。ただ残念だったのが、ニュータウンの入り口に近い場所だと、毎朝5時から近くの教会のお祈りの音が聞こえてきます。かなりの大音量で毎日この音で起こされました。この音さえなければ文句なしなんですが。。。
8.お薦め観光&ツアー
ダイビング
体験ダイビングは基本マクタン島周辺、ライセンスを持っているファンダイブはオランゴ島、ヒルトゥガン島、ナルスアン島に行くことが多いです。海洋保護区になっているダイビングポイントはサンゴがとても綺麗で色んな生き物に出会えます。 ファンダイビングで行くポイントの方が圧倒的に素晴らしいので、是非ライセンスを取得することをお薦めします。
アイランドホッピング
オランゴ島、ヒルトゥガン島、ナルスアン島などにBBQとシュノーケリングをメインに行くのが基本です。これらのポイントではシュノーケリングでもGT(ロウニンアジ)やウミガメが見れたり、サンゴに群れる小魚を見れたり、ダイビングまではできない方でも充分楽しむことができると思います。ただシュノーケリングは上(水面)からしか眺めることができない、、ってところが大きな違いですね。
カジノ
セブシティにある『ウォーターフロントホテル』のカジノが一番大きく、ボードゲームを楽しむことができます。ただ年々客が少なくなって開いているテーブルが減ってきているような。。。マクタン空港近くにも『ウォーターフロントホテル』がありますが、ここのカジノはマシンのみでした。 マクタンの『ウォーターパーク』にもカジノができたらしく、今度行ったときに偵察してきます。
オスロブ日帰りツアー
野生のジンベイザメを目近で見ることができます。毎日エサを与えて飼いならしているようで、100%に近い確率で出会えるそうです。シュノーケルとダイビングを選べるようなのですが、ジンベイザメはほぼ水面でエサを食べていますのでシュノーケルで十分だと思います(もちろんダイビングツアーの方が高い)。
マクタン島から片道3時間(帰りは渋滞で+1時間以上)、でこぼこ道を車に揺られて行く必要があります。ついでにオスロブの近くにある滝を見に行くのがセットになってるのが多いみたいですね。
ボホール島日帰りツアー
セブシティーからフェリーを使って約2時間でボホール島に行けます。 ボホール島では世界最小のメガネザルを見たり、川をランチしながらクルージングしたり、チョコレートヒルズを見たり、あとバギーなどのアクティビティも楽しめます。一度行く価値はありますよ。
9.関西からセブへの行き方
関西空港からセブまで1日1便フィリピン航空の直行便があります(2019/12時点)。 関空15:25発→セブ19:00着 セブ9:15発→関空14:25着 ※フィリピンの時差+1時間込み 移動は比較的楽な時間の便なのですが2日潰れます。休暇を使っていく私のような会社人間には現地滞在の日数+2日必要になるのが残念なところです。 なおフィリピン航空はANAのマイルが使えて往復15000マイルで行けちゃいますので、私は基本移動はマイルを使って、宿泊はAirbnbでコンドミニアムに泊まります。