パラオ紹介
1.パラオってどんなとこ?
パラオ(Parau:パラウ)共和国 人口2万人ほどの非常に小さな国。 通貨は米ドル。日本との時差はなし。日本のほぼ真南に位置してます。 戦争時に日本の統治下にあった関係で非常に親日国のようです。 観光で成り立ってる国なので治安は非常にいいですし現地の人はみんな親切でおおらかです。 パラオと言えばダイビング、世界の有名なダイビングスポットn選の中に必ずといいていいほど出てきます。またその中でも一番有名なブルーコーナーというポイントは比較的初級者でも潜ることができ、またパラオまで直行便があれば4時間半ほどで行けるというのも魅力の一つだと思います。
パラオに行ってわかったこと
- 現地の方とは日本語はほぼ通じません。英語は通じます。
- 日本人が意外と多く暮らしています。ホテル、ツアー窓口、レストラン等で日本人がいるところがたくさんありました。
⇒2024年訪問時は、かなり日本人が減っている感じを受けました。
日本語しか話せない人はそういう所を選んでいく必要あります - 物価が高い。現地ツアー、ダイビング費用や食費は日本より少し上と思っておいた方がいいです。観光客が普通に使う店でディナーに2人1万円はみておきましょう。
⇒2024年訪問時は円安や消費税導入の影響があって、ツアーやダイビング費用は日本の1.5~2倍と考えていた方がよいです。 - 食事は期待しない方がいいです。シャコ貝の刺身、コウモリのスープ、、まあ珍しいので食べた経験を得るにはいいですが。。。
- タクシーは道で拾うことはできませんが、基本どこの店でも呼んでもらえます。また送迎付のレストランやマッサージが多くあります。
- 台湾と親交がある関係で中国との仲が悪く直行便がなくなったそうです。そのおかけで中国人の大群に出会うことがなく快適です(笑)。
- 雨季だったせいかどこも人が少なく感じました。雨季にはいったばかりの6月は狙い目かも。雨に合ったのはのべ2時間程度でした。
⇒11月初旬に行くと一日の半分くらいは曇ったり雨が降ったりでした。
やっぱり12月以降の乾季がいいですね。 - 観光は基本船に乗っていきます。自力で観光できるところはほとんどありませんので、現地ツアーへの参加は必須です。
2.関西からパラオにはどうやって行くの?
残念ながら定期的な直行便はありません。お盆や正月などの時期によってはツアー会社がチャーターした直行便があるようです。 なお現在は成田からの定期直行便もなくなりJALが季節限定で直行便を運行しているみたいです。 従って関空からは料金の高い時期のツアーを外すのであれば乗り継ぎで行くほかありません。 下記は2024/11の情報です。
- 桃園(台北)経由(チャイナエアライン) ※台北は現地時間(時差+1時間)
往復とも台湾で1泊する必要があり、パラオで3日ダイビングするために7日間の休みが必要になります。
時間は曜日によって違いますが、日中移動が可能ですので楽なのと到着してからの食事がなんとかなります。
台湾の夜市観光などを組み込めば価値があるのではないでしょうか?。 - グアム経由(ユナイテッド航空) ※グアムは現地時間(時差-1時間)
こちらも曜日によって時間が違いますが、コロール到着は早い日で21時、遅い日だと1時、出発は2時で完全に夜中の乗り換え付きの移動になります。
初日にダイビングする元気があれば3日間のダイビングで5日半~6日間の休みを取れば行けます(台湾経由より1日少ない)。更に最終日の早朝ダイビングが交渉次第で可能かも?
値段はチャイナエアラインより相対的に高いです。 - 仁川(韓国)経由(アシアナ航空)
2024/11時点でソウルからの直行便はなくなりました。 - 成田直行便(JAL、ユナイテッド航空)
JALは季節限定なので時間など詳細は半年前くらいにならないとわかりません。
ユナイテッドは2025/4くらいから週数回の定期便を運行する予定と聞いています。まあ関西から乗り継ぎで行ける時間になれば嬉しいんですが、結局成田で1泊必要になりそうな気がします。
結論としてどの方法でも乗り継ぎでになるので大変です。しかしそれだけかけても行く価値があると思いますよ。 成田からの直行便の時間に期待ですね。
3.ホテル情報
リゾート地なのでホテルは全体的に高めです。 新婚旅行等で行くなら「パラオ パシフィックリゾート ホテル」や「パラオ ロイヤルリゾート」などのプライベートビーチ付きのリゾートホテルを選べば間違いないと思います、が、これらのホテルは1泊3万円以上します。 ダイビングメインならビーチもプールも不要ですよね?ホテルを選ぶ基準は予算に見合う部屋の快適さ、レストランまでの距離だと思います。 我々は今回「パラオ プランテーション リゾート」というホテルを選びました。3つ星なのですが、部屋の広さ等々それ以上の価値があったと思います。値段も1泊1万円前後で、日本人が受付にいてる時間もありました。 ジャングルに囲まれていて虫や鳥の鳴き声だけが聞こえてきます。特にヤモリは部屋の中で鳴いていました(笑)。 部屋数が少ないこともあってか、貸切?って思うくらい他の客に出会うことはありませんでした。 ロビー、プール、ジャグジーなど好きなように使えて非常によかったです。 欠点は街中まで距離があって徒歩10分以上野良犬のいる道を歩くか、タクシーを使わないと行けないこと(片道$5)。まわりに店はないので、朝食はホテルで食べるのが無難です。『ビーチ付のリゾートホテル』とは違いますが、ツアーやダイビング以外であまり出歩かない人、大金をかけずに南国気分を味わいたい人にはお薦めのホテルです。
4.レストラン情報
到着初日に「パラオ プランテーション リゾート」の中にある「ジャングルバー」で食事をしました。ガイドブックに載っている有名な店のようです。まあ料理は『普通』。居酒屋のようなメニューですね。 写真はシャコ貝の活造り。正直値段に見合う価値はないです。。。
2日目はダイビングショップの人のお薦めのレストラン「ザフィッシャーマンシーフードBBQ&グリル」でイタリア料理を中心に食べました。今回行ったレストランの中では一番美味しかったです。 ⇒2024/11 閉店してました
ダイビングのできない最終日に午前中現地ツアーに行ったあと電話で注文してもらい、有名な「ベムエルミイバーガー」でハンバーガーを食べました(事前に注文しておかないと結構待たされるらしいです)。まあ普通に美味しかったですがセットで1000円ほどしたので値段相応かな。。。⇒2024/11 車でないと行けない所に移転してました。
他にも口コミを頼りにWCTCの近くにあったタイ料理(名前忘れました)の店とかにも行きましたが、特に印象に残るものはなかったです。。。 コロールの中心部にしか行っていませんので、これだけですべてを評価できないとは思いますが、あまり食事に期待はしない方がいいんじゃないでしょうか(笑)。
2024/11 とにかく物価が高く、夜普通に食事をしてお酒を飲めば、だいたい2人で$100が相場な感じです。ビール1本$5-$7なので日本の倍くらいで思っておけばいいかと。
5.ダイビング
「ブルーコーナー」ではギンガメアジ、バラクーダ―、オニメカマス、ヨシズフエダイの群れ、ナポレオン、グレイリーフシャーク、ウミガメがほぼ確実に見ることができます。まだダイビングを始めて間もない頃に行ったので、そのときはこれが普通と思ってましたが、他を色々行ってみると改めてパラオはすごいところだったんだと気付きました。是非もう一度行ってみたいです。
「ブルーホール」では空を飛んでいるような感覚を味わうことができます。
他にもマンタが見れる「ジャーマンチャネル」が有名です。残念ながら今回はマンタに出会うことはできませんでした。
6.おすすめ現地ツアー
- ジュエリーフィッシュレイク
コロールから船で30分ほど。船を降りて少し山を登るとジュエリーフィッシュ(クラゲ)が無数に生息している湖があります。ここでシュノーケルしながらクラゲと触れ合うことができます。 ⇒2024/11 クラゲはほとんどいなくなったようです。 - ミルキーウェイ
白い泥を体中に塗ることができます。美容にいいらしいですよ。 - ロングビーチ
1日1時間の干潮時だけ真っ白な砂浜が現れます。時間を合わせて行ってみたいですね。
我々はダイビングをするのでシュノーケルのツアーには行きませんが、ダイビングをしない人はシュノーケルやカヤックは必須で上記おすすめを組み合わせて様々なツアーがありますよ。