浜名湖でやってる『えびすき漁』なるものに初チャレンジしてきました。結果は思ったよりは小ぶりのクルマエビでしたが、500匹ほど掬うことができ大満足でした。
場所
浜名湖の西側の漁港に集合になります。入るところはわかりにくく、また集合場所は電気もなく真っ暗なので、送られてくる案内に従って行ってください。ナビだけではたどり着けません。
大阪からは250kmほど。西名阪→名阪国道→東名阪→伊勢湾道→23号バイパスと行って渋滞なしで3時間はかかります。
予約方法など
極漁丸（https://kyokuryoumaru.com/）のサイトで出船する船10数隻をまとめて管理してますので、このＨＰからの予約になります。しかし大人気のようで週末は予約開始(3月頃）とともにほぼ埋まってしまいますので、シーズンインしてから行こうと思っても平日しか空いてませんのでご注意を。
シーズンは5月から9月くらいで、6-7月くらいが最盛期のようですが、梅雨と重なるので５月後半から６月前半か、7月後半がよさそうです。
料金は３人まで33,000円、4名からは4,400円／人追加になるようです（盆期間は割増有）。船の大きさから３人がベストだと思います。４人以上だとシーバス狙いの釣り専任を作ればいけます。
時間は夜の引き潮の時間に合わせるので日によって違います。早い日は19時、遅い日は2時開始のようで、時間もバラバラ、長くても3時間ほどで終わるみたいです。
２～３時間で33,000円って遊漁船に比べると結構な稼ぎですよね。。まあ独占状態で人気があるから仕方なしですが。
掬い方
船は舳先を前に鉄道の橋にロープをかけて、ライトをつけた状態で停止します。隣の船との間隔は10mくらいでしょうか。
実はポイントで収穫に差がでるようで、出船前にくじ引きによって場所が決まる仕組みになってます。この日は後発隊の中では１番を選べたようで16番というポイントに入りました。
船が停止するとタモを渡されてすぐにえびすき開始！
水面を流れてくるエビを掬うだけ、、はい、誰でもできます（笑）。
写真ではわかりにくいですが、白い小さなのがエビです。
ただ収穫量の違いは要領の良さと気力、体力で確実に出ると思います。
舳先から下を抜けて行ったり、タモがギリギリ届く範囲を流れたりと結構広い範囲に目を凝らしてみる必要があります。遠くは暗くて見えないので、近づいてきて見えたと思ったらほんとあっという間に流れて捕れない、なんてことも最初のうちは結構ありました。あとは慌ててタモを入れるとエビがジャンプして逃げることがあるので、掬いに行かず待ち受けるのがいいです。一気に流れてくるともぐら叩きゲームかブロック崩し（古い。。）のように左右にタモをせわしなく動かすことになりますので結構反射神経いります。
あとは体力と気力勝負。この日は2時間半でしたが、はっきり言って疲れました。ずっと同じ方向向いてるのと船が傾くので左足にばかり体重がかかります。もちろん立ちっぱなしで、飲んだり食べたりする暇もありません。
釣りもしてよいとのことなので、シーバス狙いの準備をしていきましたが、２，３投なげて釣れなかったのでやめました。頑張ってシーバス釣るよりエビの方がお土産にいいので（笑）
よく釣れる日は船の周りにシーバスがうようよ集まるそうなのですが、この日はほぼ見えなかったです。
あとエビ以外にもカニとか舌平目とか流れてくるらしいのですが、この日はエビ以外はヒイラギとギマくらいで全部リリースしました。もっと色々流れてくる日も楽しいでしょうね。
結果
だいたいタモに10匹以上入ったら生け簀に入れる感じで、それでも10分おきくらいにはタモを空けるくらい忙しかったです。
家に帰ってある程度数えましたが500匹近くいました。なかなか頑張りました（笑）。クーラーボックスを改造した生け簀にエアポンプをセットして持ち帰りましたが、帰った時には１割くらい死んでました。まあ２重３重に重なった状態でしたので仕方ないですね。おがくずを用意して大きいクーラーで持って帰った方がよかったかな。。
大きさは思いの外小さかったです。大きいので12,3cmくらい、小さいのは5cm以下です。
それでも全部クルマエビです。めちゃくちゃ美味しかった！！
素揚げに塩を振ってビールをグイッ
小さいのはまとめてかき揚げに
大きめのは刺身に。寿司屋で食べる踊り食いと同じ味です。
アヒージョも最高！お酒が進みます。
この日は22時半開始で1時に終了、そこから片付けて、270ｋｍドライブして家に帰ったのは5時半、貫徹で結構ハードでした。まあ日頃からイカ釣りとかホタルイカ掬いとかで徹夜運転は慣れっこですが。。
さあこれも毎年の恒例行事になるかな？
