山陰シロイカ釣り 2022/9/10 大型の剣先イカが釣れました
2週連続の釣りはようやく行くことができた日本海のシロイカ釣りです。何回か天候不良で出航できず、7月末以来のイカ釣りとなりました。
まあ今回も前日までは微妙な感じで当日の朝になってやっと出航決定となりました。
イカメタルとオモリグの準備をして、竿もベイトリールとスピニングリールの2本用意して臨みます。
田治米酒造(竹泉)
途中和田山にある田治米酒造で寄り道です。『竹泉』の純米吟醸、美味しいですよ。
新温泉町三尾の前田渡船
10軒ほどの民家しかなさそうなほんとに小さい集落です。
ここに有名な『前田渡船』さんがあります。今回初めてお世話になりましたが、ほんといい船頭でした。これからは毎年イカ釣りはここに来ることになると思います。
何が他の船と違うかというと、下記のようなところがよかったです。
- リクエストすれば釣り方を丁寧に教えてもらえます。今回同行したメンバがレクチャと受けたとたんヒット!ほんと驚きました。
- この船はアンカリングしますので、基本船頭は手が空きます。その間、自らイカを釣っては客の水槽に入れてくれます。そうお土産を入れてくれます。もちろんオマツリするとすぐにほどきに来てくれます。
- ポイントが近いので楽です。港を出て5分くらいで到着です。
- 今回は終了直前によく釣れていたので30分時間延長してくれました。
- 大阪から行くには新温泉町は遠そうですが、舞鶴道の春日ICからほとんどの区間無料の高速で行けます。途中少し下道も走りますが快適なドライブで行くことができ、越前行くより時間かかりません。今回帰りは有料高速は途中のトンネルのみ使って3時間半かからず帰れました。
- 23時半には港に戻ってくるので、小浜とかのように家に帰るのが明け方、ということにはなりません。
岸からすぐのポイントです。 前置きが長くなりましたが、5時集合で出船、曇り空の中釣り開始です!
釣り開始
まずはイカメタルから開始です。暗くなる前になんとか1ハイ釣れました。胴長25cmくらいのまずまずのサイズです。
またすぐにアタリがありました。船が波で揺れる上、舳先で釣ってますので慎重に巻き上げます。するとなんとイカがボロボロで上がってきました、上げてる途中フグに食べられたようです(涙)。こんなことがあるんですね。。
次は早めに巻き上げます、が今度は船の揺れと共に軽くなりました。痛恨のバラシです。ゲソが1本だけ上がってきました。
『なんか調子がでん』
揺れる舳先に苦労しながら、誘い続けますがアタリがなくなりました。
そうこうしているうちに集魚灯が点灯し真っ暗になってます。 気を取り直してオモリグに変えて釣ります。ここは水深30mちょっとなので楽でいいですね。底から10mくらいを丹念に探ります。
ここでようやく2ハイ目が釣れました。周りもたくさん竿が曲がってます。
『時合到来!』
手返しよく投入します。全体的にサイズがいいです。平均胴長30cmくらいあるんじゃないですかね。ここまで型揃いは初めてです。
そしてスピニングリールが巻けないほどの重量感が来ました。揺れに耐えながら力を込めて巻き続けます。
胴長40cmオーバーです!しかも太い! 過去新記録のサイズですね。
途中雨に耐えながらいいペースで釣り続けます。
横で船頭がエギを水面に投げ、アオリイカを釣ってます。ほぼ入れ乗りで上がってきて、それを客の水槽に入れて行ってくれてます。 アオリイカって岸から釣るとなかなか釣れないんですよね、それがこんな簡単に釣れていいの?
またオモリグで釣っているとそこでも時々アオリが釣れます。上からしたまでどこにでもいてますね。
しばらくして雨がやんだと思ったら満月が、そう今日は中秋の名月です。
イカ釣りは月が無い方が灯りの効果が上がりいいんですけどね。。 案の定、月明かりとともにアタリがなくなりました。
そこからはエギを頻繁に交換したり、水面でアオリを狙ったり、イカメタルに戻したりしながら頑張ります。忘れたころに釣れる、、という感じで時間が過ぎていきました。
水面で小さいですがシロイカも釣れました。こんな浅いところで釣れるのも初めてです。
そして終わりの1時間前から幻灯になりました。するとそこから『入れ乗り!』、しかも型がいいんです。35cmオーバーが連発です。なんでも例年ならもう終わりの時期で小型しか釣れないらしいのですが、今年は異常みたいです。
『釣れているので30分延長します』のアナウンスが。その間に4,5ハイ追加できました、感謝です。
このサイズが10ハイ以上いました。
全部で40ハイほど、もう冷凍庫入りません。。。
これで今シーズンのイカ釣りは終わりです。また来シーズン早いうちにここに来ます!