フィリピンのセブ島にある『モアルボアル』へ行ってきました。
関空からフィリピン航空でセブへ直行便が週3便出ています。思えばコロナ前は毎日運航していたのがコロナでなくなり、やっと去年復活しました。どれほど待ちわびたことか、ほんと長かった~。なので6年4か月ぶりのセブになります。
今回は初めてのモアルボアルです。セブ空港のあるマクタン島から車で3~4時間(渋滞が凄いので時間差大!)、でこぼこ道を走るのでゆっくり寝ることもできません。
しかもフィリピン航空の場合、セブ到着が21:30、なのでモアルボアル到着は1:00を超えてしまいます(時差1時間あるので日本時間では2:00)。正直結構辛かったですね。。
今回のホテルは『カバナビーチリゾート』。ビーチサイド1泊4000ペソでこの辺りでは若干お高めですが、目の前がビーチで景色は最高、部屋はいたって普通ですが、他の安い所はトイレが流れなかったり詰まったり、お湯が出なかったりと普通でない所が多いようなので、まあ致し方なしですね。ちなみにお湯は出が悪かったです。フィリピンはどこもそうですが。。
ダイビングショップは『エメラルドグリーン』さんにお世話になりました。
アットホームな雰囲気で気配りがよくお薦めできるお店でした。
客層も旅慣れした方ばかりで色々交流してもらい、とても楽しかったです!
ペスカドール島
眠い目を擦りながらのダイビング開始です。
先ずは一番有名なダイビングポイントの『ペスカドール島』周辺に潜ります。
モアルボアルはどのポイントも近く、ここも約10分ほどで到着です。
透明度はまずまずです。浅場ではキンギョハナダイの仲間がたくさんいます。
少し行くと急なドロップオフになっていて、壁に沿って流していくスタイルですね。
ドロップオフ周辺にはタカサゴやユメウメイロが無数にいて楽しませてくれます。
オオモンカエルアンコウ。ここモアルボアルでは色んなポイントで同じようなサイズで同じ色のオオモンカエルアンコウを見ました。どうやって色が決まるんでしょうね。。
ロボコンエビ。マクロ系もチラホラ程度は見ることができます。
リュウグウウミウシ。これはセブでよく見かけます。
サンクチュアリ
次はペスカドール島の対岸にあるポイントです。
ペスカドール島と同じような感じのドロップオフポイントです。
イソギンチャクエビです。アニラオでもよく見かけました。
アカホシカニダマシ
日本にはいないらしいハゼ。名前は、、忘れました。
ウミウシもチラホラいます。
クマノミの仲間はたくさんいます。
タリサイ
イースタンクラウンアネモネフィッシュ。何でも本物の『ニモ』だそうで、カクレクマノミよりも黒い線が太い感じです。南半球に住む魚種のようですが、ここモアルボアルでは見かけることができます。
ホホシジタルミの幼魚。成魚と全く違う魚です。
ハコフグの仲間です。
こんな感じで1日目は終了です。
本当はこの時期は乾季のはずなのにまだ雨季が明けきってなく雲の多い一日でした。
ドルフィンハウス
2日目もまずは同じようなポイントです。ここドルフィンハウスはイルカに会えるのかと思ったら、そういう名前のホテルが近くにあるだけのようでした。
エントリーしたところにいたアオウミガメ。まったく逃げません。
十字架にオオモンカエルアンコウがいます。長らくの間ここに居座っているらしく、何が気に入ってるんでしょうね。。
ハウスリーフ
いよいよモアルボアルのメイン、イワシの群れのポイントです。
ほんとビーチのすぐ目の前で、水面近くにはシュノーケルを楽しんでいる人がたくさんいます。またビーチエントリーで入るダイバーも。
船で行くと流れに合わせてドロップオフ沿いに結構な距離をいくことができ、色んな角度から群れを眺めることができるので、やっぱりボートエントリーがお薦めです。
こんな感じでエントリー即イワシの群れです。ドロップオフの上は水深10m未満。
まるで雲ですね。近くに行くと太陽を遮って暗くなります。
群れの中に入って行けます。
360度囲まれました。よく見るとイワシの下の方には小アジが混ざってます。
ここまでの大群は他ではなかなか見ることできません。
それが1カ所だけでなくドロップオフ沿いにずっと続いていますので、ほんと感動もんでした。
上ばっかり見てたら、下にはクマドリカエルアンコウがいました。油断ならないですね。
3日目もだいたい同じようなポイントを周りました。
日本にはいないベラの仲間。結構色んな所で見かけました。
ヘコアユの大きな群れです。セブではよく見かける魚ですね。
バブルコーラルシュリンプ。ミズタマサンゴに生息しているエビです。
ってこれもサンゴだったんですね。。
こんな感じで3日9ダイブ終了です。
イワシの大群以外はまあ普通の南国の海って感じで特筆するものはありませんでしたが、イワシが凄いのでヨシとしましょう(笑)。
街中
モアルボアルは徒歩圏内に色んなレストランやカフェ、バー、それにホテルやマッサージ店やダイビングショップなどがひしめき合ってます。
近くに食事するところがたくさんあるからか、午前中に2本潜って一旦ショップに戻り、昼は着替えて自由にランチ、そして午後から1本潜るというのが一般的なスタイルのようです。
物価は日本よりも安く一人3000円も出せばどんな店でもお腹いっぱい食べて飲むことができる感じですね。結構美味しい店が多く、ほんとこれだけでここに来る価値ありです。
一番気に入った『Hungry Monkey』というレストラン。ランチのカレーは絶品で、ダイビングで知り合った人は3日間ランチをここで食べたとか。
カレーはレッドとグリーンとスタンダードの3種類から選べて、具材もチキンとポークとエビから選ぶスタイルです。ほとんど350ペソ前後のお手頃価格。
夜にも行きました。1皿の量が多いので要注意。写真はSEAFOOD ISLAND 950ペソだったかな?他にも2皿頼んだら2人で食べきれませんでした。。
翌日も10人以上で行って、他にも色々食べました。どれもまあまあ美味しかったです。
昼にイタリアンの店で食べたピザ、350ペソくらい。直径40cmほどの大きさ、2人でもこれだけで充分お腹いっぱいになります。これも普通に美味しかった。
マッサージはHEAVENLY SPARADISEというところで、アロマやホットオイルマッサージで1時間450ペソ。ほんとアジアはマッサージが安いですよね。
ただ土日は予約しないと空いてないかも。日曜日の夕方4時頃行ったら20分ほど待ちがありました。
街中はこんな感じ。これがメイン道路です。狭い道に車やバイクがたくさん、道はボコボコ。
電線はフィリピンあるあるでぐちゃぐちゃです。ここは停電しなかったので良かったですが。
夕日が綺麗で、色んな所から見ることができます。
以上、街中は他にないくらい楽しめるので◎、ダイビングはイワシの大群があるのでまあまあ平均点〇、道中は片道7~8時間でうち半分はゆっくり寝れないガタガタ道なので✖。
次回あるかな?