初の久米島でのダイビングです。これまで久米島にはパヤオのマグロ釣りに何度か来たことがあり、久しぶりの訪問になりました。
久米島のダイビングは5年ほど前にマンタのクリーニング場所が見つかりそこから有名になったようです。ショップも増えダイビング客も増え、まさにマンタ様様ですね。
1日目:シャドーケーブ~マンタステーション~パイナップルバレー
台風が通り過ぎ、次の台風も小型のものが既に本州方面に行っていることから、沖縄方面はいい天気に恵まれました。しかし北風がやや強いようで島の南側のポイントが中心とのことです。
最初は足慣らしを兼ねて流れのない浅いポイントのようです。特筆することは特にありませんでしたが、高温で白化したイソギンチャクに住んでいるクマノミが綺麗でした。
浅場ではモンツキカエルウオがいます。が、なかなか見つけられず、見つけても穴に引っ込まれたりで撮影に苦労しましたが、なんとか1匹だけ綺麗に撮影することができました!
これまでハゼ系の魚はすぐに逃げるので興味なかったんですが、ここではこういう魚に興味を持たないと見るものがありません。。。
浅場主体だったので潜水時間は初の60分超え!62分の新記録でした。
2本目は本命のマンタステーションです。なんでも遭遇率は情報を得た上で行って60%だとか。今回はあまりいい情報がなく、ほとんど期待せずに行きました。
なにせマンタには運がありません。石垣島で2連敗中~。
マンタが集まるところはクリーニング場所になっていて、どこも透明度がよくありません。ここマンタステーションも同様で根が5つほどあるそうなのですが視界が悪いので1つずつ探っていく感じになります。
3個ほど根を回った時です。他のチームのメンバが全員1点にカメラを向けてました。するとすぐにマンタ登場!コバンザメを従えた大物です。いきなりの登場に体が固まりました。
近くまで寄ってきてくれ、頭上を通過していきます。何度見ても感動しますね、ダイビングで見る最大サイズの魚です。
そのあともマンタを追っかけ、もう1匹小型のマンタもいました。
期待してなかっただけに感動しました。って期待させないのもガイドの作戦の1つなんでしょうね(笑)。
あとは有名な『トンバラ』を期待したのですが、風が強く行けないとのこと。3本目も南岸のパイナップルバレーというポイントです。
ここは水深20mほどのところに砂地があり替わった魚がいるとのことです。
ガイドの指示に集まり変わった魚を撮影して回ります。
幼魚のうちは枯葉のような形をしたオビテンスモドキの幼魚です。
他にもよくわからない変わった魚やウミウシがたくさんいました。
ツユベラの幼魚は有名ですね。
2日目:鳥島沖~マンタステーション~トリノクチ
2日目は昨日よりも風がなく良く晴れてます。1本目は岬を大きくまわり兼城港のすぐ沖のポイントです。久米島で一番の街中の沖なので予想通りサンゴはありません。朽ちたサンゴの残骸が広がっていますが、その先がドロップオフになっていて数10mいっきに落ち込んでいます。
崖の壁面ではノコギリダイやカスミチョウチョウウオなどが群れてます。
ここでも白化したイソギンチャクが映えてました。
2本目はまたマンタステーションに行くとのこと。まあ今日初日のメンバもいるので仕方ないですが、マンタステーションはマンタ以外見るものないのと透明度がよくないので何回も行きたいとは思わないですね。
今日も昨日と同じマンタがいました。ただ違いはじっとしてません、あっという間にいなくなります。
そのマンタを追いかけ根から根へ、、疲れました。3回くらいは遭遇したかな?でも追いかけなくても待っとけばいいやん、、って感じでしたね(笑)。
みんな『疲れた』、ということから最後は流れのないのんびりダイブをするようです。『トリノクチ』という地形半分のポイントのようです。
そしてこれが記念すべき『100ダイブ目』。ダイビングを始めて4年ほど、よく頑張りましたね。これで一応上級者として認めてもらえるでしょうか?
ゴマハギの幼魚です。わりと沢山いました。
久米島ダイビングはマンタ以外はマクロ主体で写真撮影に力を入れていない我々のようなダイバーには少し物足りない感じですね。まあ国内は基本どこも同じような感じですが。
次回からはいよいよ海外ダイビング復活、12月にセブのモアルボアルに行ってきます!
今回のダイビング動画